「続続・蝗害とコロナ」


まったく終りが見えない新型コロナ問題。ここ北海道・函館もコロナの影響でマスクがない。学校は休校。イベントは中止。大変です。3/2現在、アジアだけでなくイタリアでは2,000人以上の感染者。死者も50人以上と、ヨーロッパでも猛威を奮っている模様。ここまで世界中に広まってしまうと、これはもう人類滅亡フラグなんじゃないか?とさえ思ってしまう。やはり初期対応が悪かったのだろう。中国からの渡航禁止。いや、鎖国が正解だったのかもしれない。

そんな中、中国とも比較的近く古くから交流のあるインドは感染者3人…。あの人口13億人の国が何故?インドと言えば?そう、カレー。この感染者数の少なさの秘密はカレーだっ!!間違いない!!コロナにはカレーだ!!カレーに含まれるスパイスがなんか効くんだっ!!と思い同僚のコータ=ザッカーバーグにこのカレー特効薬説を話した所「インドは検査してない」とバッサリ。なんと冷静で冷酷な解答。反論もできないのが、またなんともインドらしい。だってやってなさそうだもん。うん、やってないだろうなぁ。

とは、言えども。もしかしたらと一縷の希望に賭け、我が家ではカレーを大量に作り、朝も昼も夜もとカレー三昧。決して子供たちが学校閉鎖で色々面倒くさいことになって食事の準備も大変だからって訳ではなく。少しでも楽をしたい訳でもなく。純粋に家族の健康を気遣って…。まぁ、カレーって良いよね。おかげで元気だし。

さて、日本で元気な所と言えば、大阪。ニュースでは東京と北海道の話ばかりが耳に入るが大阪はどうなのだろう。3/2時点の感染者数5名?え?5名?あれ?北海道77名。東京39名。神奈川、愛知でさえ30名以上。あの大都市大阪が5名?飛沫感染多そうな大阪が?なんだこの数値は。さすがに検査してないは通用しないだろう。21世紀の日本だよ?検査はしているでしょ。と、なるとやはり「食」か。大阪と言えば「たこ焼き・お好み焼き」などの粉もん。じゃあ小麦粉か?しかし前述したイタリア。パスタにピザ…そうイタリアは小麦粉大好き王国。小麦粉じゃない。タコ?タコか?国内でのタコの消費量1位は香川。2位大阪。3位北海道。4位奈良。香川はコロナ感染者いまだ0名。でも3位に北海道入ってるしなぁ。感染爆発中の韓国ではタコ踊り食いしてるしなぁ。じゃあなんだ?お好み焼きか?お好み焼き=広島。広島の感染者も0名!!お好み焼きの材料。小麦粉、違う。キャベツ、どこでも食ってる違う。豚?海鮮?これもどこでも食ってる。むしろ中国スゴイ食ってる。なんだ?お好み焼きの何が決め手だ?鰹節、青のり…。青のり。これだ。厳密には青のりでなく「あおさ」だ。

「あおさ」は粉もんには欠かせない一品。お好み焼きやたこ焼きのかかってるのは青のり、青のり言っているが「あおさ」だ。なんせ本当の青のりは高い。消耗品として使うのは「あおさ」。青のりより香りは少ないものの、あおさには「ナトリウム」「カリウム」「マグネシウム」など海藻にふくまれるミネラル成分がたっぷり含まれている。これだ、「あおさ」なんて海外じゃまず食べない。中国・韓国にしてもそうだ「あおさ」を食べるなんて聞いたことがない。さぁコロナ予防に「あおさ」を食べよう。

などと言う信憑性の無いガセ・デマ情報を信じると、トイレットペーパー不足みたいな事になるんだよ。キッチンペーパですら売り切れ。ガセ情報に踊らされすぎ。トイレットペーパーは大丈夫。たくさんあります。生産ラインが止まる事はありません。と大きな声で本当の話をするが、ガセ情報に不安になった人間。転売で一儲けを狙う人間。基本的にはいつか使う事になる消耗品であり備蓄があっても損はないトイレットペーパー。当然多めに買う人続出。なので店舗では売り切れ、無いと困るものだから、少しでも売っていれば買ってしまう。それによって本当にトイレットペーパー不足。これぞコロナによる負のスパイラル。次に待機するガセ情報はゴミ袋不足。気がついて!ガセだから!ゴミ袋は指定のシールでも出せる!袋買うのと一緒だから!ゴミ袋は大丈夫!と言っても…。そして電池…。

そんな訳で「カレー」も「あおさ」も今の所ガセでしかない。ガセどころか私の戯れ言でしかない。しかし、先ほど買いたトイレットペーパー不足が本当におきてしまったように。正のスパイラルとして「カレー」、「あおさ」がコロナ予防に効くって事になるかもしれない。そもそも、カレーやたこ焼き・お好み焼き、焼きそばなんてもんは家庭で作ってもそこそこ美味いし、何より経済的。そして簡単。流行ればいんだ。やって損はない。いつだって風が吹けば桶屋が儲かるものだ。コロナ予防に効いたらラッキーじゃん。


おまけの「蝗害」ニュース。
黙示録も旧約聖書も取り上げちゃう「蝗害」。イナゴと見せかけてバッタのこの問題。先週もお話した4000億のバッタに対して集められた10万羽のアヒル軍。1羽のアヒルは1日に200匹のバッタを食べる事ができるようで、これは70匹程度しか食べる事のできないニワトリなどと比べても脅威的な数字。しかし中国、パキスタン、インドが隣接する国境部は砂漠地帯が多く水場が無いため、水が必要なアヒルにとって砂漠地帯は非常に気温が高く、活躍することができないとの話も。あれ?やっぱり10万羽のアヒル軍もガセ情報か?

どうなる人類。


追記:3月4日現在の函館ではトイレットペーパー売っています。普通に。購入時の数量制限はあるものの安定供給されているね。そりゃそうだ。安心してください。マスク以外は大丈夫。