「尻取の尻」

「りんご」「ゴリラ」「ラッパ」…
シリトリには定番の流れってもんがある訳で。こんなマンネリ化したシリトリ業界にうんざりしていないか?このままじゃシリトリ業界は終わりだ!!と嘆いていないか?悲観していても何も始まらない。この現状を打破しようじゃないか。2020年という区切り年。シリトリの概念を変えるなら今だ。今しかないんじゃないか?

そう、シリトリは通常であれば「ん」で終わる所だが、あえて終わらせない。不死鳥の如く蘇る事で、シリトリは新しく復活するのだ。そんな訳で本日は「ん」から始まる言葉を堀下げてみたい。

【ンジャメナ】
ご存知【ンジャメナ】。最も有名であろう「ん」から始まる言葉。アフリカに実在する地名でチャドの首都。人口は900,000人以上、チャドで最も人口の多い都市。チャドの首都って事で覚えておいて損はないね。


【ンゴロンゴロ保全地域】
こちらもメジャーですね。タンザニアの北部にある自然保護地で「世界遺産」。世界遺産マニアや、動物マニアの間では知っていて当然の場所ですね。標高2,400mの外輪に囲まれた巨大なすり鉢状のクレーター「ンゴロンゴロ」。湖やオアシスがあり、水と食べ物が豊富なんで動物や鳥類が生息。もう檻の無いデカイ動物園と思っていいよね。ロマンだね。


【ンドレ】
続きましてカメルーン料理のンドレ。キク科の「ンドレ」という名の植物の葉。これを細かく刻んで牛肉とか鶏肉、エビや干し魚と一緒にピーナッツペーストで煮込んだ料理も「ンドレ」。ん?食材も「ンドレ」。料理名も「ンドレ」?どういう事?ほろ苦い味がやみつきなるらしい。大人の味って事だね。


【ンジンガ・ンベンバ】
コンゴ王国の出身で、1506年に王となった人物。洗礼名はアフォンソ1世。やはり本名の方がパンチがある。「ンジンガ・ンベンバ」声に出すとわかるが非常にリズムが良い。


【ンビラ】
アフリカの楽器の名前。またアフリカ…。アフリカ強い。木の板に薄い鉄とか並べて取付けビョンビョン鳴らすもの。雑貨屋さんで時折見かける「カリンバ」と同様のもの。


【ンギグミ】
ごめん。またアフリカの都市。ニジェールの都市のンギグミ。もうね、どっちも聞いた事ないからわかんない。「ンギグミ…」何気に言いにくい。なんとなく「ングギミ」って言いがち。


アフリカばっかりだなぁ…すげぇなアフリカ。アフリカの地名でならもっともっとあるけど、もういいよね。


【ンマハラシー】
さて、やっとアフリカから脱出。これは沖縄の古い競馬。琉球競馬のこと。ンマ」は馬、「ハラシー」は走らせるという意味。戦後途絶えていたけど2015年に復活。この「ンマハラシー」競馬と言えど早くゴールした方が勝ちって訳ではない。どういうルールかと言うと、1対1で100mを赤と白に分かれた2頭が「早足」で走る。そこで審判が華麗な走りをした方の色の旗を上げて勝敗を決める。「走る」前の「早足」の早さと美しさを競うなんとも通好みな競技。そして馬はサラブレッドのように大きなく小さい。それがまたカワイイ。


他にも沖縄には「ンム(さつまいも)」とか「ンブシー(味噌煮)」とかいっぱいあるみたい。沖縄もスゴイね。


最後に紹介するのは
【ん・ん・ん・ん・ん】
五味太郎先生の絵本。この先生他にも「ててててて」「どどどどど」「かかかかか」など斬新な絵本も執筆。


そんな訳で「ん」のつく言葉。
これで、諦めない心。何度でも立ち上がる勇気。「何言ってんのこの人」と思われてもくじけない強靭な精神力。アフリカも沖縄もなんだかスゴイ。と思っていただければ幸いである。

さぁ、シリトリに革命をおこそう。