35.コスプレポージングの続き

さて、前回さらりとポージングのお話を上げましたが、
さらに今回ご紹介するのはちょっと違う方面からの資料収集です。

漫画、イラスト用資料を使う

前回紹介した「ポーズ集」の他に、
「イラスト入門系」の本をポージングの参考に使ってみるという案です

イラストのHOWTO本は
主にデッサンの練習方や、明暗の分け方とか、ペイントソフトの使用方法などが記載されていますが、使いたいのはここではないのです。

イラストの描き方から参考にする

漫画の1コマをとっても限られた枠の中に、いかにしてどのような表現をするかという意表を込められるかという点を重視して作られるため、キャラクターの体の表情の細部へのこだわりは参考にしやすいと言って差し支えないのではないでしょうか。
そのため先のようなイラスト用の参考書は使い方によっては、ポージングの参考にしやすいのではないかということになります。

ということなので
いくつか見てみて参考になりそうな内容を
いくつか本と一緒に挙げてみました。

表情
こんな時どういう顔したら良いか分からないんだ、という方にオススメなのがイラストの表情の書き方資料。
なんとなくイラストの参考書というとこういうイメージがありそうですが、こちらはそのまま使えそうですね。

重心
こちらは中学校の美術で習ったことがあるかもしれません
動きのあるポーズに使う「重心の位置」!
実際に動いたところを撮った写真よりも、動いて観える静止画を撮影したい方には良いのではないでしょうか。

手や足の表情
顔は作れるけど手をどこに置けば良いのか!?足の向きや形も困る!
素朴ながらも難しい疑問への答えの一つがコレ!
全身が映ると足はやはり体の半分近くを占めますし、
指先からポージングを整える事もキャラクターの表現に関わりますからね。

集合絵
たくさんの人数で併せた時に、いつものセルフィーと一味違う写真を撮るのに最適な方法がコチラ!並び方や配置を工夫することで、たまにネットで見かけるあの写真っぽいのが撮れたりしそうです。
(比較的ぼっちの私には縁遠いのかしらw)

シチュエーション構図
最近Twitterなどでよく見る「一点透視図法」などの
背景をうまく利用したエモい写真も多く見受けられます
人物だけでなく背景の表情も含めた作品作りをしたい方には
こういった知識があると便利かもしれませんよ

黄金比
ここまで挙げた中で私も未だによく分かっていないのが、黄金比というレイアウトの話。
有名な絵画でいえば「モナリザ」などがそうですが、コスプレ写真の構図などもまたこちらを取り入れることによってより良い作品に仕上がるであろうと思われます。
しかし説明が難しいので、気になった方は図書館で調べたり、学校の美術の先生に聞いて見てくださいね。(そして私に詳しく教えてくださいw)

絵は写真以上に0からエモいを作り出す作業なので
これまで様々な考察がされてきています
そのため、ありとあらゆる手法技法や様々な分野からのアイディアの数々が組見込まれており、コスプレのポージングや撮影にも役に立つ知識も多く存在しているので転用が効きそうなのがポイント高いですね。

もちろん本だけではなく
ネット上でもイラスト絵師の皆さんがたくさんの情報を載っけていますので
どしどし取り入れて試してみると色々上達しそうですね。

ただし気をつけないと…

参考資料や重心の置き方など、
先人たちの知恵が大量に含まれた魅力的な資料ですが、
一つだけ気を付けなくてはならないのが

絵と現実は違うということです

二時限と三次元の境界を踏み越えようと
無理に体を動かそうとすると
確実に体を痛めますのでご注意を!
(とくに腰とか! 腰とか!!)

運動不足の際はこのポーズも結構腰にきます
ご注意あれ〜(汗

それではみなさん、腰痛にはお気をつけて楽しいコスプレライフを〜♪