10.コスプレ道具☆製作記・鉄砲を作ってみる編.01

みなさんこんにちは

今回は以前使おうと思って制作した
ちょっとした小道具の作成過程を紹介

ちょっとした素材で
「それっぽく」作ってみますよ~

今回の製作課題は

とある衣装の小道具として使えそうな
ほどほどサイズの
ちょっとレトロな銃になります

銃に詳しい方だと名前とか分かるのかな?

googleで画像検索をすると
色々な画像が出てくるので
そちらを参考にまずはサクッと
図面に起こします

図面を描く

googleから拾ってきた画像をトレースして
見やすい線に起こします

あ、下地を青くしたのはタダの趣味です
設計図ですからね

で、作り方の本題ですが
ここでのポイントは
作りたいものと同じサイズの図面を描くこと

1/1サイズです!

というのもこの図面
ただ図面としてだけではなく
切り取れば型紙としても使えるので
材料を切り抜く際にも便利になるのです

こんな感じに使うので
どんなに大きなものを作るときも便利です

材料を集める

今回も主に100円均一の商品から探していきます
(相変わらず安くてちょっとしたものを作るのに便利です)

ポイントは
「どの部分に何を使うのか」と
「できるだけ形の近そうなもの」を中心に探します

今回は真っすぐなものを作るので
大部分は一枚の板状の物から作って行けそうですので

まず大まかな部分はこちらのボードを

メイン材料がコレ

銃身になる筒は
太めのストローを使いたいと思います

タピオカとかの太めのストローです

これで大体の形にはなりそうな感じがしてきますね

その他の部分はあちこち丸みがあるので
削って作っても良いのですが

削るのも面倒なので
石粉粘土という
紙粘土の材料を使用して行きたいと思います

素材が違うだけでほぼ紙粘土と同じです

部品を切り出す

ここからは必要な部品をどんどん切り出していきます

外側の形を切り出して
照準?のような部分も切り出し削り出しで
作ってしまいます

今回は持ち手の部分がレバーのように動くらしいので
ポージングに使えると考えこの部分も再現します

昔、映画でシュワちゃんが
カッコよく回してたアレですね

© Terminator 2: Judgment Day

というわけなので
本体にボードを3枚使って
真ん中の1枚を動かすような構造にしてみます

本体まわりの3枚
真ん中が厚めのボードで、他2枚が少し薄めのボード
3枚を挟むとこんな感じになります

レバーの部分が入るので
真ん中のボードだけ「窪み」をつけておきます

本体を組み立てる

ボード3枚を挟むので
レバー以外は接着してしまっても問題ありませんが

後のことを考えて
今回はネジで留めることにします

ねじ留めであれば後から分解することができるため
もしも何か間違ってしまったり
壊れてしまっても
簡単に直すことができるため便利ですね

ちなみにネジは丁度いいのが100均に無かったので
ホームセンターで購入してます
(何だかんだネジもほぼ100円)

というわけで一度レバーも挟めての仮組みです

先ほどの窪みにイイ感じに入りました
こんな感じにぐいーっと動かしたいです

…でもちょっと待ってください

ここが動くという事はこんなに細くなったボードでは
すぐ壊れてしまいますよね

パーツを置き換える

壊れやすい所はなるべく
強い素材に置き換えます

という事でこの部分はMDFという木材に置き換えて
パワーアップします
(こちらも100円均一)

形も同じように
そっくりそのままで切り出して

大体こんな感じで入るようになりました

あとはここだけネジで程よく留めたら
動いてくれそうです

銃身を仮止めしてみる

本体はこの調子で進めたら大丈夫そうなので
次は尖端の銃身部分が気になりますよね

ということでバランスを見るためにも
ちょっと置いて確かめてみます

思ったよりも太さはいい感じです
長すぎる部分はハサミでチョッキンしちゃえば大丈夫ですね

…が、ストローですので素材が薄いため
正面から見たら色を塗っても重厚感に欠けそうです
(このまま色で誤魔化してもストロー感バリバリです)

でも太さと長さが程よいため
何とかして使う方法を
後で考えることにします

とりあえず今回はここまで

今回出来上がった部品を忘れないうちに
ネジで留めておきます

レバー部分は木なので
ネジの通る穴が必要ですが

ボード側は先に小さい穴さえあけてしまえば
柔らかいので割と力ずくでも
ぐいぐいと入っていきます

さて、まだまだ全然形にはなってませんが
なんとなくやれば出来上がりそうな感じはしてきました

まだペラペラな板だけの状態なので
次回はここに厚みを足しながら
仮組まで進めていきたいと思います~